趣旨
私たちの暮らす岡谷市は古くから製糸・精密部品など工業のまちとして発展を遂げてきました。
その傍ら、近隣には観光資源を活かしている下諏訪町・諏訪市・茅野市があり多くの観光客を集めています。その中で岡谷市は近隣を訪れる観光客の通過地点であったり未踏の地となっていましたが、近年は関係の方々のご努力により、横河川の桜並木、鶴峰公園のつつじ、諏訪湖のワカサギ釣り、やまびこ公園など、私たちにとってあたりまえの景色や景観・施設などにも注目が集まるようになりました。
食の部分では名産品としてのうなぎも人気を呼ぶものとなってきましたが、もっと敷居が低く安価でB-1グランプリに代表されるB級グルメや、各地で盛んに提唱されるご当地グルメのような、手軽で身近で、かつ遠方の友人にも薦められるような、岡谷のソウルフード的な食を発掘・開発したい。そんな思いでこのプロジェクトは立ち上がりました。
その中、横河川の桜の話題になりました。横河川の堤防の桜並木が今年も見事に咲き、大勢の観光客が桜の回廊を行き交いました。昨年は60台近くの観光バスが来て4000人以上もの人々が訪れているそうです。。今年は震災の影響がありましたが当初は100台以上の観光バスが訪れる予定だったそうです。
「桜と言えば桜肉=馬肉」そんな単純な話から、「もしかしたら馬肉は岡谷のソウルフードかも! ?」となりました。少し昔は、すき焼きと言えば馬肉、もつ煮は馬もつ、焼肉でも馬肉だった記憶はありませんか? そのうえ最近はヘルシーということで注目されている食材のひとつです。
他の地域にもありますが、今となっては岡谷でも少なくなってしまった馬肉の食文化を若者や後世に伝えていく意味も含め【馬肉=桜肉】が今回のテーマ食材となりました。
料理の新旧は問いません。おばあちゃんの思い出の味でも、新らしい創作料理でももちろんOKです。
ぜひ、奮ってご応募ください!皆さんのご参加をお待ちしています。