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徳本薬草の町おかや

平成23年度「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト
(小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業)」調査研究事業
『徳本薬草の町おかや』推進プロジェクト
-医聖;徳本先生ゆかりの岡谷から新しい健康産業を創造する-

 岡谷商工会議所では、平成23年度「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト(小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業)」調査研究事業として、薬草を中心とした新たな人材育成・精密工業・観光資源を研究しています。
徳本さま肖像画.gif なぜ「岡谷」で『薬草』なのか・・・、それは晩年を岡谷で過ごしたと言われる医聖『永田徳本』先生から来ています。徳本先生は、牛にまたがり「一服十八文」と書いた薬草を首にかけて診療に出掛け、貧者に無料で薬を与えて人々を助けたとされています。また、江戸幕府二代目将軍徳川秀忠の大病も治したと言われています。1630年に118歳の長寿で長い生涯を閉じ、そのお墓は岡谷市東堀区にあり、墓石を削って薬として飲んだり、痛いところに擦り付けると病が治るといわれました。
 そのような徳本先生の生涯や人柄を調査研究しながら、新たな健康産業を創造することを目的としています。

徳本さま墓石.gif ここでは、調査研究してきたことについて多くの皆様に知っていただきたいことを随時更新していきますので、ご覧いただきたいと思います。

①永田徳本先生について
 こちら→icon_pdf.gif 永田徳本先生とは・・・(H23.12.12現在)をご覧ください。

②『桑』について
 薬草について調査研究してきたところ、岡谷の製糸産業に所縁のある『桑』にたどり着いてきました。『桑』には身体に良い成分が多く、近年注目されております。その『桑』を使った薬草茶・薬草酒・薬草摘み草料理を現在調査研究しています。
 調査を進める中、岡谷発祥の『小坂桑』という品種があることが判明しました。『小坂桑』は1782年に岡谷市小坂の花岡孫右衛門が繁殖させることを発見し全国に広まったそうです。特色として寒冷地でしかも痩せ地にも適しているそうです。
 現在岡谷市内では1ヶ所でしか確認されていないため、今後それについても調査を進める予定です。

③薬草研修会の実施薬草研修会.jpg
 11月28日(月)に「第1回薬草研修会」を実施しました。富山大学より小松かつ子教授(岡谷市出身)を講師に招き、漢方医学や薬用植物などについてお話いただきました。身近な薬用植物について桑やクコ、ゲンノショウコなどを例に挙げ、特徴や応用方法などの説明をいただきました。


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