岡谷TMOのまちづくりに向けた取り組み

昭和から平成への時代の移り変わりと共に、岡谷市の中心市街地ではモータリゼーションの急速な進展、少子高齢化社会の到来などの時代背景や、大型店の撤退、空き店舗の拡大などにより空洞化が進行し、商業活動においてもかつてほどの賑わいはなく、求心力も著しく低下していました。

そこで中心市街地活性化のため、平成17年より「岡谷TMO構想策定委員会」を立上げ、中心市街地内の商業者を対象にしたアンケート調査の実施や先進地視察等を精力的に行い、平成18年「岡谷TMO構想」の策定及び「岡谷TMO」の設立を行いました。

岡谷TMO設立後は中心市街地活性化を目的に、イベントやお祭りなどのソフト事業を中心に取り組んできました。しかし、岡谷TMO構想の策定から15年以上が経過した頃、中心市街地を取り巻く環境も変化が進み、実態と構想の乖離が目立ち始めたことから、令和5年に岡谷TMO構想をベースとした「中心市街地活性化に向けた取組方針」を策定し、新たなスタートを切りました。

その後は、国の支援制度を活用し、派遣された専門家とともに中心市街地活性化のためのエリアマネジメント構想を策定しました。
また、岡谷TMOの組織の性質上、収益事業の実施が難しく、お金を生み出してまちに再投資をすることができないため、岡谷TMOとは別で、エリアマネジメント構想の推進体制を構築することを目的に「まちづくり会社」の設立を掲げました。

令和6年には、将来のまちがどのようになっていけばよいのかを視覚的に示すため、住民参加にて「岡谷まちなか未来図」を作成しました。
今後は、岡谷TMOの活動と並行し、まちの持続的発展を担うための組織として「まちづくり会社」を設立し、中心市街地を含む岡谷の更なる活性化を行っていきます。
 
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※上記「岡谷まちなか未来図」は、岡谷の賑わい創出のための活動に使用することが可能です。
  画像の使用を希望する場合は以下のアドレスにご連絡ください。

tmoアットマークokayacci.or.jp (アットマークを@に置き換えてご連絡ください)