岡谷きつね祭は、昭和28年から中央通り連合商業会の主催により、男狐社とされている新屋敷区の長塚稲荷と、女狐社の岡谷区のお福稲荷の双社から、衣装を凝らした付き人の行列が騎乗の花嫁、花婿を守って約2キロの道中を練り歩き、やがて繁華街、中央通りの大辻で挙式したもので、例年7月に執り行ってきました。再開発ビルの建設に伴い、双方からの行列が途絶え、長塚稲荷のある567丁目商業会単独で伝統行事を守ってきましたが、会員数の減少等により、平成15年からは嫁入り等の行事を休止し、形を変えながらきつね祭を続けてきました。
平成20年度の第56回岡谷きつね祭より、関係する商業会等と岡谷TMOの協力により、実際に結婚式を挙げるカップルを募集し、岡谷の夏の風物詩であった天下の奇祭として長い歴史と伝統のある「きつねの嫁入り」を復活させました。往時の中心商店街のにぎわいや一体感も取り戻し、商業の活性化を図るため実施しています。
主 催:岡谷きつね祭実行委員会(おかや童画館通り商業会、イルフプラザ店舗会、いとまち商業会)
詳細は岡谷きつね祭ホームページをご覧ください。